【退職まで残り158日】公務員の閉塞感を生む仕事4選!←人によってはかなり辛い

公務員の仕事実態

ボマーです!

市役所の仕事は閉塞感が満載です。

今回はその中でも僕が日常的に感じている閉塞感4選を紹介します。

  1. 年功序列
  2. 実行不可能が分かっている立案
  3. 建前作りの予算要望
  4. 起案決裁主義

年功序列

前の記事でも少し触れましたが、公務員は年功序列が基本です。

意欲があろうが、なかろうが、

能力が高かろうが、低かろうが、

成果を上げようが、上げなかろうが、

原則、勤続年数によって給料が決まります。

(前歴加算・役職加算等はありますが・・・)

既に形骸化した人事評価制度

僕のいる市役所でも平成30年度に人事評価制度が導入され、

一応、業績を支給額に反映させる仕組みにはなっています。

ただ、一応です(笑)。

9割9分の人は、通常の支給額です。

しかも、評価が反映されている人(評価が高い人)は非公表で、

自分で言わない限り、評価が上位なことが分かりません。

なので、「この人くらい頑張らないと支給額に反映されない」とか

「これくらい業績を出さないといけない」とかが分かりません。

客観的な成果の指標が分からないので、

一応しなきゃいけないからしてるだけで、形骸化しています。

役職が付いても損なだけ

僕は去年「係長」と言う役職に昇格しました。

(県・市町村によっては「班長」等呼び名が様々)

しかし、給料は変わりません。

なんなら、役職が付いていない、同期で年上の人の方が給料が高いです

責任だけが乗りました。

これってどう感じますか?

若くして役職が付くことは、組織的に評価されている証と思うのですが、

役職が付いていない同期と給料が同じで、責任だけが思い。

これでモチベーションを保って、仕事をしろっていうのが僕には苦痛です。

「お金ではない」というのを自分に言い聞かせて働いていますが、

虚無感を抑えきれません。

実行不可能が分かっている立案・予算要望

住民の目には触れない(表に出ない)計画・予算要望というが、

市役所の内部にはいっぱいあります。ご紹介します。

市長等に対するやる気アピール

市役所においては、事業計画等の提案型の仕事が様々ありますが、

ほとんどは実現しません。

というか本心では実現して欲しくない事業が多数あります

実現してしてまうと、通常業務にプラスで仕事量が増えますので、

負担にしかなりません(もちろん給料はそのまま)。

なので、みんな内心採択されないことを願っています。

ただ、課として消極的な姿勢は市長等の上層部に見せれないため

やる気アピールのため必ず提案・立案します。

最近だと、新型コロナ臨時交付金というものがあり、

各課から意見を募って実施事業を決めるというものがありました。

運悪く僕の担当分野の事業が採択され、業務量が膨大に増えました。

「採択されないで欲しい」と願っていた事業を、

実行するのは苦痛の何物でもありませんでした。

建前作りの予算要望

市役所では、実際には予算が付かないのは承知の上で、

財政課に要望していかなくちゃならない場面が多々あります。

「要望したけど、予算が付かなかった」とう事実作りが大切だからです。

市民等からの質問に対しても、

  • 「一応要望はしたんですが、予算が付かなかったんですよ」
  • 「うちとしては実現したかったんですが、財政課で蹴られました」

というための言い訳づくりのです。

なので、実際には付かないで欲しいと思っています。

だって、実際に予算が付いたらめんどくさいですから。

ただし、この予算要望にも資料等は十分に準備していきます。

無駄ですよね。

起案決裁主義

市役所から発信される通知・文書はすべて、

内部の「決裁」という処理を行った上で公に公表されています。

この決裁とは、起案者(文書の作成者)から、上席へ順番に文書を回して、

最後に専決権(決定権)のある者が印鑑を押して完了するという方法です。

上席者・課内の独自ルール

この決裁という方法は、上席者の意向によって様々な独自ルールがあります。

  • 未施行の文書には(案)と鉛筆書きしろ
  • 日付、件名は記載せずに決裁をあげろ

10月に上席者が異動になり、いきなりこんなルールを敷かれました。

はっきり言って意味不明です。

上記2つを行ったデメリットを示して欲しいです。

ですが、組織なので従わざるえません。

このような独自ルールは課によっても違いますし、

また、市町村によっても大分違います。

最後に

以上紹介したように市役所には、

閉塞感を生む業務がいっぱいです。

これは、 自分がコントロールできない部分です。

いくら意見をしようが、根本的な所は変わりません。

何となく折り合いをつけれる人は続けれますが、

僕みたいに、反発心が強い人にとっては、

耐え難いストレスになってしまいます。

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